私が自分のお産をしたのは平成1年~10年。その10年の間に5回お産しました。その当時はまだ「立会い出産」も今ほどはポピュラーではありませんでしたが、うちの旦那さんは5回のうち2回立ち会いました。それも私が希望したものではなくて、助産師さんと話し合って決めたようです。立ち会わなかった3回は単に間に合わなかっただけで、間に合えば5回とも立ち会ったと思います。
うちの旦那さんはメンタルが強いので、土壇場でも動じない人です。お産の時も冷静でしたし、その後の育児でもとても頼りになりました。特に3人目からは里帰りをしなかったので、私が入院中は父子家庭。洗濯や食事作りや子どものお弁当作り、幼稚園の送り迎え、そして毎日上の子を連れて病院にも通ってくれました。今のように男性が育休を取れる時代ではなかったので、その間自分の仕事もフルにしていました。
お産の時に旦那さんにお世話になったことは本当に心に残っていて「この人を一生大切にしよう」と誓いました。そのせいかどうか分かりませんが、うちはずっと旦那さん中心に回っていて「こんなにいい人はいない」と信じてきた二十数年間、半ば「旦那信仰」をしてきた自分が今では可笑しいかも!
平成24年の今は立会い出産される方が普通になってきて、私から旦那さんに「立会いしてくださいますよね」とお願いします。お産の時、旦那さんは本当に頼りになります。
夫婦で迎えられる新しい命・・・ご夫婦で本当に感動されます。その姿に私はいつも感動します。旦那さんは本当に奥さんに感謝されます。いいですね。何回立ち会ってもいつも新鮮で感動です。
「旦那信仰」をしてきた私ですが、最近ではだんだんウエイトが子どもに移ってきているような・・・子どもも成長すると本当に頼りになりますからね。
子どもの手が離れたら夫婦二人で出掛けて楽しむ~という方も多いと思いますが、うちは夫婦共通して「何より仕事が一番楽しい」というところで気が合っているので、子どもの手が離れて来た今、お互いに自分のことが楽しくて仕方ない、というところでしょうか。
写真は周南の「オレンジカフェ」にて、小倉パンケーキとコーヒーです。日曜日にはいつもその1週間の仕事の計画を立てるので、時間がある時はカフェに、ない時は助産院でコーヒーを入れます。一人で仕事のことを色々考えるのが大好きです。