悲しいニュース

2011年に全国の警察が摘発した児童虐待事件は、前年比32件増の384件、被害児童は38人増の398人で、いずれも統計を取り始めた1999年以降、過去最多だったことが16日、警察庁のまとめで分かった。 (時事通信社 2012/02/16)

 

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201202%2F2012021600240&g=soc

 

 

 

かわいそうな親と子のニュースに胸が痛みます。 好きで子どもを虐待する親はいませんね。 愛が分からない、心が傷ついた大人がいるだけです。

 

「親だから子どもを育てなければならない」

「親だから子供を可愛がらなければならない」

 

私はそう思ったことはありません。「親だから〇〇しなければならない」というものはないと思っています。

どんなに理想的な子育て論も実際に使えなければ意味がありませんし、その「理想の子育て論」に振り回されて苦しむママ達もたくさんいます。それぞれの事情、状況に合った最善の選択をその時その時でしていけばいいと思います。

 

職業上、色んなママに出会います。子どもを産んでも「やっぱり育てるの嫌」と子どもを手放す方に出会ったこともありますし、「この子の父親が誰だか分かりません」という方にも出会ったことがあります。でもそういう方を責められるでしょうか。そういう方がそういう行動を取られるにはそれなりの理由があるので、そこを見ていかないと苦しむ人を増やすだけ。

 

幸せな親子が増えることを願ってやみません。