助産院でも新年を迎える準備が整いつつあります。本日12月30日の妊婦健診が助産院の仕事納めです。今日は我が家のお餅つきですが、母と旦那さんと子ども達にお願いすることとして、明日31日には助産院を閉めて「主婦」として我が家での新年を迎える準備をする予定です。
社会人の長男は帰ってきませんが大学3年生の長女は昨日帰省したので、一段と賑やかな我が家になっています。この長女は小さい頃からずっと妹と弟の面倒を見てくれました。オムツを替えたりご飯を食べさせたり一緒に遊んだり~身の回りの面倒だけではなく、相談に乗ったり躾をしたり、と精神面での面倒も見てくれるので、長女の存在は妹や弟の心の糧になっているようです。
『妊婦さんを自分の娘のように可愛がりたい』
これはずっと私の心の中にある想いです。生まれたばかりの赤ちゃんはもちろん可愛いですが、私にとっては妊婦さんもとても可愛い存在です。
先日、知り合いの息子さんがこの助産院に遊びに来て下さいました。一通り助産院を見て私とお話しをして「3年後にここでお産をお願いします。これ真面目な話です」と未来の分娩予約をして下さいました(笑)彼は24歳、市内に住んでおられる公務員さんですが、今の彼女と3年後に結婚しようと思われているのでしょうね。とても好青年で、将来のお産のことを考えられる姿を微笑ましく思いました。
「私、子供が欲しいんよ。その時は江藤さんの所で産むからよろしくね」とか「来年には二人目が欲しいから、その時はお願いします」などなど・・・私の娘や息子たちと同じ年頃の方にそう言われることをとても嬉しく思います。若い方の「子供を産んで育てたい」という心に触れることが私としてはとても嬉しいのです。私も通って来た道ですから。
子産み子育ては大変は仕事ですが、とても尊い仕事です。若い方のその尊いお仕事のお手伝いができるなんてとても光栄なことです。私はこの仕事に生涯身を呈して行きたいと思っています。