K先生

私の携帯のアドレスを変更しました。

それに伴ってアドレス変更のお知らせメールをあちこちに送らせていただきましたが、私が看護学校時代にお世話になった母性看護学担当のK先生から返信をいただいて「今どこで働いているの?」と。

数日前に助産院を開院した旨をお伝えすると、すぐに電話をいただきました。

先生は大変驚かれたようでしたが「江藤さんは偉大な人になると思っていたよ」と励ましてくださいました。

 

私の母校は広島市立看護専門学校で、看護学校の中ではかなり難関とされている学校です。

K先生は、当時の私のママ友の同級生。入学前の受験に当たって願書を送っていただいたり、在学中も大変お世話になった先生です。

「今は入学するのが難しいから、予備校に行って勉強した方がいいよ」と教えてくださったのもK先生です。それから私は、国・数・英の受験科目の勉強のために数か月間、予備校に通いました。

 

無事に看護学校に入学できたものの、5人の子供を育てながら、核家族で周りに預ける親や兄弟もいない中、当時36歳の私が18歳の現役の方達と勉強して実習するのは並大抵のことではありませんでした。

協力してくれる夫と子供たちの前で決して弱音を吐くことはできずに、通学途中によく一人で泣いていました。

3年間通うだけでも大変だったのに、その上助産師学校に進学するとは。。。誰一人賛成する人はいませんでしたね、当時は。

 

それでも助産師の道を諦めなかったのは「赤ちゃんと妊婦さんが大好き」という思いと「自分を裏切りたくない」という思い。その思いだけに支えられて、周りの人との信頼関係を築きつつ、勉強に励みつつ、一歩ずつ進んでいったのです。

 

この「助産院 赤ちゃんのほっぺ」には、そういう私の思いと夢と理想がいーっっぱい詰まっています。

ここでたくさんのママと出会えて、元気な赤ちゃんが生まれて世に飛び立ってくれることが私の夢です。私はそのためだけに頑張ってきたのですから!

 

久しぶりにK先生とお話しできて感激でした。

写真は広島市立看護専門学校~広島市のホームページより画像を拝借いたしました☆